伝えたいこと

頑張った自分が今をつくる。いろいろあるから人生なんだ

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面白い人生だと感じられる今

自分の人生を振り返ってみて、最高に面白いと思うのは離婚前にDVにあっていた人生。

現在は、そのお蔭さま(せい)で複雑性PTSD なんて普通では有り得ない症状を体験することになっている。「複雑性PTSD」なんて病名つく人生があるなんて思わなかったからそれも面白い。そしてその症状から「横井庄一さん」や「袴田さん」が自分の人生に出て来たことも驚き。そもそも自分がDVなんてものに合うと思っていなかったし、DV自体を全く知らなかった。それなのにとんでもない被害に合うとは人生は何があるか分からないものだ。

こんな経験はなかなかできないものである。

私をよく知る友達に打ち明けた時、

実は虐待を受けていたんだ、と話すと

「旦那さんが?」

酷い目にあったよ、と話すと

「旦那さんが?」

騙されるような人ではないと思っていたのにな、と話すと

「あんたはどっちかと言えば騙すよね?」

これらの説明に「いやいやいや、私がなんだよ!」と説明しなければならないほど、私は被害にあうような人生を送ってはいなかった。

元DV夫と再婚する前は、社長夫人だったから経済的に恵まれていたし、その中で自分は自分の仕事や趣味などで充実していた。当然、人間関係にも恵まれていた。

その中で楽しい人生を送っているようで、私は自分を培う努力を積み重ね続けた。だから今があると思っている。

そんな私が落とし穴に落ちたかのような人生を送る。そんな闇の中で面白いと思うことは、ある時「何かお金になることをしよう」と思いついたこと。仕事は続きそうになかった。それなら何ができるか?と考えた時に、あるのは荒れ果てた土地だけだった。

それなら、野菜を作って売ろう!

と、草かきを持ちだし畑へ行き草かきを開始。しかしそこは家庭の庭ではない。とんでもなく広い畑なのだ。しかも長年放置された荒地だ。

これは私の手に負えないと気づき「村の農業交流センター」へ相談に行った。

そこから私の農業生活が始まる。もともと草一本取ったことのない人間なのだから、野菜を作ろうにも分からないことだらけだ。調べたり、農業指導員を頼り聞いては質問。聞いてはまた質問。分からないからコツコツ、コツコツ進むしかなかった。

コツコツコツコツやっていただけのに、頑張っていること認められ「村」の独断で「認定農業者」になってしまった。昔からの農家と肩を並べられる位置になってしまったのだ。恐れ多い結果に今思い出すと笑える。

その当時の私は、お米、アスパラ、野菜類は何でも作っていたし、季節違いの野菜が作れないかと実験までしていた。後の「農業女子」の先駆けだったのかもしれない。少人数家庭へのネット販売を考えて、ミニにんじん、ミニ大根など小さくて使い切りのいい野菜を作る試みもしていた。

春キャベツは、スーパーが特売で100円でも私のキャベツは一玉300円で売れた。

当時のキャベツは、春以外はかちかちの葉で美味しくない。だから私は一年を通して春キャベツを作りたかった。今の時代になり、スーパーで一年を通し「柔らかキャベツ」と言う名で柔らかい葉のキャベツが半玉で「158円」で売られているのを見ると、何故かほっこりと嬉しくなる。

私の方向性は間違っていなかったのだ。

しかし、私はこれからの生涯において野菜作りはしないだろう。何故なら土いじりが嫌いだから。

だからこそ、面白かったと思える。

辛い過酷な運命の中でさえ頑張った自分がいるから、回復してきた今になって面白い人生だったと思える。

ここでは語り尽くせないほど、頑張ってきた自分がいる。

頑張ってきたなあ、と思えることが今を支え、思い残すことがないまでに幸せだと思える。

子供の頃からずっと頑張ってきたことを自分で認め、自分で褒めてあげられる今の私は今が一番幸せ だと思う。

きっと私は10年後、20年後も「今が一番幸せ!」だと言えると思う。

人が幸せな人生だったと思って死ぬためには

これは、お世話になったドクターからの言葉である

「死を前にして」というような内容が書かれている本が数多くあるが、このドクターの言葉が一番確信をついていると思う。

『人が幸せな人生だったと死んでいくためには、二つのことが必要。

一つは、自分の人生を自分で歩いたと言うものがあること。

もう一つは、人から承認されること(認められる経験)

この二つがないと、人は幸せな人生だったと思って死ぬことができない』

スクールカウンセラーが同じことを言っていた

『私たちの寿命なんていつ終わってしまうかなんてわからない。

しかし、自分は頑張ってきたなあと言うものがあることで

どの時点で終わりがきても幸せな人生だったと思えるのですよ

頑張って進む先は今より良くなっているはず。右肩上がりの人生ってこと。

それなら、どの時点で終わってしまっても、今が一番良い時ではありませんか?』

こんな素敵な深い言葉をくれる人たちに出会えた巡り合わせに心から感謝している。

しかし「村」は恐ろしかった!

ここからは余談である

子連れで再婚したことで、それだけで他所者として「村八分」にあってしまった。

今時「村八分」なんて知っている人いるのだろうか?

村へ引っ越してから7年ほど、組合でさえ口を聞いてもらえない生活となった。挨拶をしても無視。何かを聞こうにも無視。無視無視無視。話かけてもらうことはなかった。

村の行事参加が少し出れなかったことで、子供会のような「育成会」なるものの会長をやるように、会合で集まった人たち全員に囲まれ迫られた。

その土地へ来たばかりの私一人でできるわけがない。許しを乞うように頭を下げ続けたが誰も聞いてはくれない。仕方がないから元夫へ協力を頼むにしても、囲まれている中で携帯を忘れて連絡が取れない。それを伝えても皆が無視だ。

しかし、連絡さえ取れない私を囲っていてもらちがあかないと思った誰かが、10円だけ嫌そうに無言で貸してくれた。

引き受けることになり、やっと解放されたが、これはもやはいじめであった。

村の人は高学歴の人が多かった。早稲田の法学部卒とか大学を出ているとそのレベルだ。高校は村にはない。隣の市で一番の進学校への進学率の高さにも驚いた。

しかし、多くの村人は高学歴にも関わらず農業をしている。

村の子供たちは、あまり笑わない。「子供はこうである」と抑えつけられて育っているから、自分を表現することをしない。

今思うと、あの「村」は

アフリカで例えるならば「〇〇族」みたいな原住民族??なのではないかとさえ思えてくる。

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