伝えたいこと

不登校・引きこもり「ゲーム」との関係

子供にとってのゲーム

私が知る限りでは、 スーパーファミコンの時代から現代に至るまで、子供がゲームをやることに関しては世間の意見はあまり変わっていないように思います。

現代においては
引きこもり = ゲーム
不登校 = ゲーム
と言う印象が強くなっています。

 

実際に私にもこのイメージがあるからこそ、考えてしまう問題でもあります。

子供にとってのゲームは、手軽な遊びのアイテムです。しかし、それだけではないとも思うのです。

家庭が居心地の悪いものであったなら
子供の逃げ場になり、子供が心を守るために必要な物になります。
大人は好きなように逃げ場を持ち、心を守るためなら何でもできます。しかし子供たちは自由に逃げ場を持つことも出来ないのです。
両親が喧嘩をする場面を見せることも虐待に当たってしまうのですから、家庭には子供にとって見聞きしたくないことが多いのではないでしょうか。

子供たちが抱える寂しさや虚しさを埋めてくれているのもゲームではないでしょうか?
寂しさや虚しさも大人であれば、自由に埋める物を求められますが、子供にはゲームしかないのが現実です。

 

本を読めと勧める親

 

本を読んだら?

そう勧める親が多いと感じます。

しかし、本が好きな子供さんなら良いと思いますが、本を読むことが好きではない子供に勧めても強要しているにすぎません。

子供によっては、本を読むだけの集中力がない状態に陥っていることもあるのです。
子供の状態をよく見極めてあげてほしいところです。

 

こんな話しは良く聞く問題です。

子供が「宿題もやらずにゲームばかり

そりゃあ、楽しいですからね。大人も何かにのめり込めば同じですよ?何とか時間を作ってやろうとしますよね?
大人と子供の違いは、楽しいことすることをコントロールすることが苦手。

大人でもやるべき事を後回しにして楽しみに時間を使っている人も多いと思うのですが、どうでしょうか。
そう考えて子供の気持ちを分かってあげた上で、子供と話しをして行くしかないのでは?

簡単にルールを作るだけでは、我慢させられているにすぎず、子供の性格によっては返って悪影響になるでしょう。
親子の立場を逆転させて考えると、解決策が見つかるかもしれません。

ひきこもり・不登校のゲームとの関係性

私は、何もないからゲームになると思っています。他に興味を持つことが出来ないからゲームになっているのではないでしょうか。
問題なのは、ゲームではなくゲーム以外に興味を持つことが出来ないことにあると思うのです。
学校、友達、家族などゲーム以外の興味などが、失われるにつれゲームへの時間が多くなっていくのではないでしょうか。

なぜ、ゲーム以外のものを失ってしまったのか? ゲームを問題視するより、考えていかなければならない大きな課題ではないでしょうか。

ゲームは大人の趣味と同じと言えないでしょうか。

大人の趣味も、楽しいからだけではなく何かを埋めるためや癒しなどを求める気持ちも含まれていると思います。趣味は楽しいことであり、辛い気持ちの時などは救いにもなっているものです。
「写真が趣味です」と言えば誰しもが素敵な趣味ですね」と言ってくれます。
「スポーツが趣味」と言えば、同様に「素敵な趣味」で感心までされます。

しかし、どんなに「素敵な趣味」でも、家庭を返り見ずにのめり込んだり生活が苦しくなるほどお金をつぎ込んだのでは問題です。

もし、ここまでのめり込む状態になるなら、趣味自体が問題なのではなく、のめり込まざるを得ない何かが原因なのではないでしょうか。

 

引きこもりや不登校のゲーム問題も同じように考えることも一つの見方であると思います。
このゲームの問題は、ネット依存・ゲーム依存として注意を呼びかけている反面、私同様に答えがないのが現状なのです。

ゲーム依存として悪いイメージのものは多いので、反対に答えがないと考える意見を引用します。

 

斎藤:: テレビゲームに全く悪影響がないと言い切るだけの根拠もないし、ゲームが悪さをしているという根拠も存在しない状況でそういうことを言うのは、明らかに印象論にすぎないわけですね。しかし少なくとも、私はテレビゲームがひきこもりを誘発しているケースに遭遇したことはありません。テレビゲームに熱中した結果、ひきこもるというケースは”ほぼない”と言っていいと思います。そもそも、テレビゲームをしている人の数が少ないのです。私の臨床経験では、時々やるという人がせいぜい1割くらいです。

ゲーム研究データインデックス | テレビゲームへの正しい理解を より

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まとめ

大人でも好きな人にとってはゲームは楽しみです。

現代では、パソコンを使ってゲームをする年齢層は低くなっています。小学生がオンラインゲームで遊ぶことも当たり前になりつつある時代です。ここを問題視する意見もある中、パソコンに触れることから独自に学ぶことも多く、プラスとなっている面もあるのも事実で、やはり賛否に明確な答えがありません。
適度であれば、趣味として捉えてもいいのではないでしょうか。
これだけ、ゲームが普及している時代ですから
「趣味は?」と聞かれ「ゲームです!」でも良いのではないかと思います。
これを言うには、抵抗はありそうですが。

 

子供さんにゲームしかなくなってしまった場合は、
ゲームばかりしている子供から敢えて距離を置きながらも
根本的な問題を探っていくしかないと思います。
原因も解決も良し悪しも、明確なものがない以上、軽はずみな決めつけは返って子供を追い込んでしまう危険があります。
ゲームしかなくなった子供は「これでいい」と思っているわけではありません。
ゲーム以外の物が増えていくように
それだけですね。

救えるのは、見返りを求めない真の愛情なのかもしれません。

 

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