人間関係

「頑固な人」は人の目を気にしている人「性格特徴を解説」

頑固な人・自分を曲げない人

頑固な人は「信念の強い人、自分をしっかり持っている人」と思われがちですが、実は「自分なりの信念はなく、人の目を気にしている人」なのです。

日本人は、人の目を気にしてしまう人が多いのですが、何故か「頑固な人、自分を曲げない人」は、人の目を気にしない信念のある人と思われているようです。

今回、そんな「頑固な人の性格的な特徴」について質問がありましたので、その性格的な特徴をまとめたいと思います。

 

頑固な人の特徴としては

  • 何かを言っても曲げない頑固さ
  • 意地になりやすい
  • 自分の意見を曲げない
  • 職人さんに多い傾向がある
  • 〇〇であるべき思考

確かにこう挙げてると、自分をしっかり持っている人のように思えてきますが、実はそうではない意外な性格傾向があるのです。

 

頑固な人の性格傾向

私たちは、相手の人間性を見るうえで似ているけれど、全く違う意味であるとして、その言葉の意味を分けられていないことが多いです。

少し例えてみましょう


プライド と 自尊心

プライドのある人とは

  • 足りないものを補うために一つの事柄を誇ることで、低い自尊心を補おうとしているもの。

自尊心の高い人とは

  • あるがままの自分を受け入れ、そんな自分自身を誇りに思えること。

 


決めつけ と 信念

決めつける人とは

  • 相手が本来どのような人、どのような考えをするかを考えない、認めないことで自分の考えのみで決めつける

信念のある人とは

  • 柔軟さがあり、他人の意見を認められる。自分なりの基準を持って判断、行動している

 


非常に良く似ているが、全く違う意味があることを理解していないと、相手の人間性を見る上で誤解してしまいがちです。

漢字の意味合いだけを取れば、「信念」と言う意味は「信じる念、強く信じる」と言う意味合いなので間違いではありません。

しかし、人間性に対して使う「言葉」となると、その意味合いが違うことを理解していないと、相手の人間性を正しく判断できないことに繋がってしまいます。

 


さて、頑固な人・自分を曲げない人の性格傾向について説明します。

頑固さ と 自分を曲げない ことは同じですが、

これらには、柔軟な物の見方や考え方が出来ない傾向があります。

子供の頃からの生育過程において、親に教わった、もしくは思い込んだ自分の考えがその人の価値観になってしまっています。昔で言うところの「型にはまった人」と言えるでしょう。

「〇〇であるべき」と決めつけた考えを持っています。

 

私たちは、柔軟な物事の受け止め方や考え方によって、自分なりの基準で価値観を作っています。ここには、柔軟さがあるので、自分の間違いに気がついたなら、自分の考えを修正して自分なりの価値観の基準に加えることができます。

柔軟に修正しながら、自分の基準をきちんと持っていることが、本来の自尊心の高い人、信念のある人、自分がある人なのです。

 

しかし、頑固な人は、柔軟に自分の考えを培ってこなかった人なので、自分なりの価値観や基準を持っていません。

幼少期からの「思い込みの価値観」を自分の価値観だとまさしく思い込み、正しいものとして信じています。

そんな「思い込みの価値観」を曲げようものなら、そこには自分本来の価値観や基準が作られていないので、大きな不安を感じることになります。

「思い込みの価値観」を捨てるとするなら、中身は「空っぽ」になってしまいます、そこには恐怖に値する不安を感じることになるので、頑固な人は頑なに自分を曲げることができないのです。

 

「空っぽ」は「無」です。まさしく「何もない」状態です。

ですから、頑固な人は、自分の「思い込みの価値観」が揺らぐたびに自分の空っぽさから発してくる「無」を「死への恐怖」として持っていることも特徴です。

人前にいくと自信がない

柔軟さがないことで、他人を認めることができないのも特徴です。

柔軟に他人がどんな人で、どんな価値観を持っているかなどを判断することが出来ないことが原因で、他人の目を異常に気にしています。

頑固な人は「思い込みの価値観」です。他人を認めることは、自分の価値観が思い込みだと認めるようなものなので、簡単には出来ないことなのです。

簡単に言ってしまえば、

「人前に行くと、自信がない人」

と、言えるでしょう。

他人がどう思うか、他人に良く思われたい、批判されたくない、そんな思いが強いから、人の目を気にしているのです。

他人に合わせて我慢していることから、不満や怒りの感情が鬱積しやすいです。

  • 不満を溜め込むから、怒りやすい
  • 不満を溜め込むから、キレやすい

そんな特徴もあります。

鬱積した不満や怒りを、何かのせいや誰かのせいにして向けてくることがあります。頑固な人本人は、「間違いなく何かのせいだったり、誰かのせい」だと思い込んでいますが、実は自分自身の内面からの問題であることに気が付けません。

これは「投影の心理」なのですが、多くの人は「投影」などと難しい言葉を使わなくても、無意識に理解していることです。

私たちの見ている世界の全ては、自分の心のフィルターを通して見ています。

雨の日に見る景色が、悲しげに見える時、自分でも「自分の内面世界にある悲しみ」がそう感じさせているのだろうな、と思ったりするものです。

職場において、どうやっても「この人にはムカついて仕方がない」と思っていても時間が経つと共に「自分の心にあったイライラが相手に向いていたな」と気がつく場合もありますよね。

このように、自然と相手ばかりの問題ではないことに気が付くことが出来るものなのですが、頑固な人はそれが出来ず、頑なに人や物や物事のせいにしてしまう傾向があります。

 

頑固な人の性格特徴まとめ

これまで書いてきた内容から性格特徴をまとめると以下のような特徴があります

  • 自分の意見を曲げない
  • 共感性がない
  • 決めつけが多い
  • 〇〇であるべき思考
  • 見下す
  • 不満を持ちやすい
  • キレやすい・怒りやすい
  • 悔しいと思う感情が強い
  • 人や物、物事のせいにする
  • 人の目を気にしている
  • 人前だけ良い人を演じる
  • 自分の本来の気持ちが分からない
  • 意見がない(言わない)、または、頑なな意見を押し通す
  • 死に対しての強い恐怖(健康志向が強い)

 

頑固な人でも、その生き方は人それぞれです。

人の目を気にすることから、趣味などで仲間を持ちたがる反面、人に合わせていることでストレスが鬱積している人もいますし

頑固な人らしく「自分は自分」と思われがちな孤立した生活している人もいます。

内面は不満だらけなのに「人付き合いの良い人」を演じている人もいます。

見えている生き方は、人それぞれであっても、その性格特徴はここであげてきたように共通しています。

 

編集後記

頑固なAさんについて、と一人に絞って書いている訳ではなく、共通する性格傾向をまとめています。

個別的なことで知りたい、内容が分かりづらくこの部分を知りたい等がありましたら、遠慮なくお問い合わせ窓口よりお問い合わせ下さい。

 

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