人間関係

発達障害には家庭環境が影響している「子供・大人」

発達障害ではない可能性?

「発達障害」については、その障害名だけは多くの人が認識います。

2005年に「発達障害者支援法」が施行されて10年が経ちます。

現代になって

「発達障害ではない可能性」が出てきていることをご存知ですか?

2016年5月になって「発達障害者支援法」が改正され、より支援の充実を目指しています。

私の息子は2006年生まれですので「発達障害者支援法」があって、支援を受けれる時代で本当に良かったと思っています。

息子の発達障害と向き合いながら生きてきた中で、別の視点での問題が絡んでいる事実を知ることになりました。

今回は、そんな別の視点からお伝えしています。

 

 

 

私の息子は2歳半で「広汎性発達障害」と診断され、療育センターに通い、保育園では加配の先生をつけてもらい、小学校へあがると支援級で支援を受けるようになりました。

障害にあたる「特性」については、疑う余地のないほどに「特性」が強く出ており、毎日がその特性の追われての日々でした。

発達障害のお子さんをお持ちの方ならご存知かと思いますが、

「障害児手当」も受給しています。この手当を受給するには、発達障害の状態が特に重い場合でしか該当にならないので、息子の状態が重かったことの理解になるかと思います。

息子が小学校二年生の頃に、図書館で「第四の発達障害」という本に目が止まりました。私の心にあった小さな疑問が、この本に目が止まることになったのだと思います

内容は、発達障害児の症例とその後の経過を載せている中で、幼少期に虐待環境にいた子供が発達障害と同じ特性を示し、環境からのものとして治療することで特性がなくなっていくことの症例が載せられていました。

私も心のどこかでそれを小さく疑っていましたので、この本を読んだ時には「もしかして・・・」と我が子の発達障害を少し疑いましたが、県立の有名な病院に通院していますし、この病院は全国でも有名なこども専門病院なのです。

診断に間違いがあるはずはないのです。そう思い、この本のことは頭の遠くへと消えていきました。

それから二年が経ち、息子が小学四年生になった春

強い不安症状からパニック状態になり、長くかかっているこども病院で診てもらったのですが、PTSDを疑がわれる症状とこれまでの環境に主治医からは

「ここはあくまでも小児科であって、それ以上は診られない」と、県立の子供の精神科へ紹介されました。

主治医は元々は大人の精神科医です。長年診て頂く中では、子供が慢性的に抱える不安に対しても相談してきましたが、答えは「発達障害のお子さんにはありがちなこと」と言われてきていました。

それが、突然の症状に病院を追い出されるかのような形で転院となったのです。

診断への疑い

転院先のこどもの精神科では、何故、以前の病院で発達検査を受けていないのか?と強く疑問視されました。そして子供のことで相談した市役所でも同じように、なぜ今まで病院での発達検査をしていのか?と疑問視されました。

そうなのです、2歳6ヶ月と5歳の時に療育センターで受けた発達テストの結果だけで診断されていたのです。

あれだけ有名な病院で診断されているのですから、疑うことはないと思っていました。しかし、心の奥底ではなぜ病院では検査をしないのだろうと疑問を持っていたことも事実です。

転院した現在は

現在の主治医からは

「父親のことが原因である。発達障害については、小さいころの状態をみるとあるのかもしれないが、それがそもそもどの程度であったのか、そしてその後の環境からのものがどの程度なのかをきちんと分けて、その上で環境からきている問題を一つ一つ紐解いていくことになる」

そうお話しがありました。

頭の片隅へ追いやったあの本の内容が現実として現れたのです。

PTSDの症状を抱えて、現在は不登校です。

虐待環境の渦中にいる子供は症状を出さないそうです。安全が確保されて初めて症状がでるのだそうです。

ですから、息子は辛かった環境ではないと思えていることで、初めて自分の心の内をゆっくりと出せれるようになってきているのでしょう。

それと同時に「特性」だと思っていた症状が、もはや分からない程になってしまったのです。

ごく普通の子供であり、むしろ賢く明るく相手を思いやれる子で、コミュニケーションの障害はどこへ行ったのか?とても冗談の上手い楽しい子になっています。長年、発達障害児としてその特性に追われてきたにも関わらず、特性がどの部分に当たるのかはもう分からないのです。

病院からの検査結果をまだ聞いてはいませんが、その結果を元に説明してもらわないとどこが発達障害のか、もはや見た目からは分からない状態となりました。

息子の特性だと思っていたこと

 

幼少期からをあげるとキリがありませんし、ここでは必要ないので省略します。

小学校入学ころの特性をあげていきます

  • 多動で落ち着いて座っていることが出来ない
  • 自閉傾向があり無反応な時が多い
  • 集中できない
  • 友達にちょっかいを出す
  • 新しい物がダメ
  • 友達とコミニュケーションが全く取れない
  • 感情のコントロールが出来ない

大まかにはこれらがとても強かったです

これらのことについて、息子本人が語ってくれました

とにかく人の目が気になって気になって辛かった

人と違うと思うと不安でたまらなくなる。

そうやって人の目を気にしていると、ストレスが溜まるから、そのストレスを発散するために友達にちょっかいを出す。そうすると少しスッキリする

人がどう思うかばかり気にしていて不安が強くなると、

同じように人の目を気にしている人を探して、その人と話をする。そうすると不安が軽くなる。

同じように人の目を気にしている人を見つけるのは簡単にわかることだった。

新しい物がダメなのも、人がどう思うかが気になっていたようです。

人がどう思うかを気にするから、お友達と話をすることもできなかったそうです。

(この内容を聞いた教師たちは、息を飲んでいました)

子供自身から話がでる以前、それは元夫と別居する少し前でした。

私自身は、その頃に治療に繋がっていたので自分を取り戻していました。

そんな中で、元夫に

「なぜ子供は新しいものに不安を感じるのか?」と聞いてみたのです。

驚く答えが返ってきました

「とにかく人と違うと不安でたまらない、例えば皆が赤いバックであるなら、同じバックでもそこに青の線が一本入っているだけの違いでも不安でたまらなくなってしまう。

靴も同じ。新しい靴が人からどう思われるか不安でたまらない、だから友達に近づき靴に気がついてもらえるように仕向ける。そこで友達がいいじゃん!と言ってくれたらそれで初めて安心できる」と。

元夫は人前では異常に人を気にしてヘラヘラと笑顔でいますが、一歩家に入ると別人のように不機嫌という二面性のある人でした。

その話を聞いた翌日に、息子は新しい靴を履いていくことになるのですが、

子供を送り、後ろからそっと様子を伺っていると、元夫が言っていたことと同じことをしているのです。普段は自分から話かけることもできない息子ですが、わざわざ女の子二人に近づき、足を上げてみたり、靴下を直す仕草をしたりして、気をひいています。

その後、女の子たちが気がつき何かを言ってくれた途端に普段通りに登校していきました。

感情のコントロールの部分では、

家ではよく「ママのせいだ、ママのせいだ」と怒っていました。宿題をしている時であれば、鉛筆が転がっても、消しゴムがうまく使えなくても、字を間違えても、全部ママのせいだとイライラしているのです。

私は特性からきていると思っていたので、怒ることなく受けてあげていましたが、問題の父親と別居してから

「もしかして、これは父親の真似ではないのか?」と気がつき、思い返すとこのイライラの状態を私以外の人が見ていないことに気がつきました。

そこで初めて

「ママのせいじゃないよ、あなたのせいでしょ!」とピシャリと怒ったら、その後一切このママのせいにして怒ることがなくなりました。

この一件が、後の特性以外での問題かもしれないという疑問へと繋がっていくのです。

もしかしたら?

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このように簡単に「発達障害」だからと「特性」に全てを当てはめてしまえないことが現実にあることを知って頂きたいのです。

子供であれば、発達障害があったとしてもその環境によっては特性と言われる部分を大きくしてしまっているかもしれませんし、そもそも発達障害ではないのかもしれません。

確定診断を受けていても、ほんの少しだけでもそんな疑いを持たれて子育てしていくことで、

特性と環境からの要因に気が付けることに繋がるかもしれません。

大人の発達障害を疑う方へ

発達障害は現代では、遺伝すると考えられています。

二親等以内に必ず発達障害の人がいると言われています。

かつて精神病も遺伝すると考えられていましたが、現代では遺伝しないことが証明されています。

大人の発達障害を疑う人は、発達障害というより幼少期の辛い環境から作り出されている状態なのかもしれません。

大人の発達障害の診断を出来る病院は限られていますし、確定診断を受けるには幼少期に特性があったかをはっきりさせる必要があり、親などへの聞き取り調査が必要になります。しかし、親の感じ方次第でその答えは大きく変わってしまうことを考えると、診断されることで不利益な思いをするのであれば、確定診断に振り回される怖さもあるように思います。

診断の検査では、数値化して判断材料にしますが、虐待環境にいたお子さんも同様にその数値のバラ付きが出るのです。

医師や研究者によって、発達障害そのものが存在しないのではないか、と論議になっていたことは、もしかするとここであげてきたような問題も含まれていたのかもしれません。個人的意見にしかすぎませんが、ふとそう思ったまでです。

発達障害という言葉が使われだして、まだ10年という浅さです。

大人の場合は、療育して治るものではありません。

それなら、

発達障害があろろうと、なかろうと、

自分が楽ならどちらでもいいのではないでしょうか?

誰にでも、得意不得意はありますし、ご自身の個性として受け入れてあげることが大事のではないかと思います。

 

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